2013年6月9日日曜日

AWSサミットの所感(ネット系とエンタープライズ系の交差点)

AWSサミット2013で、講演させていただきました。

色々講演させていただく機会ありますが、だいたい会場にこられる人は、同じスキルセット・バックグラウンドの人が多いのが普通ですが、このAWSは、違います。
ネクタイ族と私服族のエンジニアがまじっているのです。
大きくわけて、、


ネット系エンジニア
・ネクタイをしていない、私服である
・Webベースエンジニアで、Webテクノロジーが基本
・基本設計書と詳細設計書の違いがわからない(どうでもいいと思っている)
・何しろ、コーディングにつながらないドキュメントを書かないし、納品もしない
・スキルの習得に貪欲
・バーサタイリスト(自分で企画し、コーディングし、運用もしている)
・いつも拡大ばかり考えている

エンタープライズ系エンジニア
・ネクタイをしているか、ネクタイはしていないがスーツ着ている
・マイクロソフト、オラクルなどのテクノロジーが基本
・ほとんどの時間をドキュメント作成と会議に費やしている
・新しいことはやってみたいものの、会社からのリスク管理の観点で押しつぶされている
・縦割りが基本なので、DEVOPSという開発を運用を1人でするということが、フィーチャーされるような、狭い範囲のスキルをもつことが基本となっている。
・いつもリスクばかり考えている

まあ、ざっと、こういう感じなのですが、基本、違う人種なわけで、、、
しかし、
その2つのエンジニアが交差するのがAWSなんです。

会場には、ネット系エンジニアとエンタープライズ系エンジニアがいて、なんだか、この2つのエンジニアがもっと、融合していけばいいなと思うわけです。
私は、基本エンタープライズの人間なんで、エンタープライズITエンジニアの行く末に危機感を感じ、エンタープライズITが、Rebornするためには、AWSが、キーになるのではないか、と感じているわけです。