2012年12月2日日曜日

もう、ちょっと、詳しく、企業ネットワークについて

先ほどの投稿で、少し、言葉が足りなかったので追記します。
私の意見は、

・企業のネットワークは、コンシューマ向けのインターネット契約と同じでよいのではないか。

ということです。少し、詳しくいうと、私が、「インターネットを使ったネットワーク」と言った時に、「弊社もインターネットですよ」という企業はおおくあると思います。

しかし、多くの企業は、「IP固定プラン」にしていると思う。これは、固定IPプランじゃないと、FTPプロトコルなど、「送信先」のアドレスが固定でないとシステムが稼働しないというものだ。
ただ、IP固定プランとコンシューマ向けのプランでは、金額が、全然違うのだ。2倍以上違う。

私自身、企業の場合は、固定IPが常識がと思っていた。それは、ネットワークキャリアのエンジニアからも説明をうけていたし、そう思っていた。
これを突破できる方法が、2つある。

1 スター型のネットワークの場合、データセンターのみIP固定のプランにし、各拠点はコンシューマ向けのIP固定なしのプランにする。両方に、ルータでVPNをはるときに、常に、拠点側からDC側に接続にいくように、VPNをはると、問題は解決できるというものだ。(これは、TECのY氏に教えてもらった)

2 拠点側から、httpsなどプル型でシステムが全て稼働するように設計する(DC側からプッシュということはしない)。これは、家庭のインターネットが、何も問題なくソフトウエアのアップデートなどできることを考えると可能なことだ。

コンシューマ向けのサービス・製品を活用して、法人向けのサービスを構築していくというのは、本当に加速するトレンドだと思う。

企業側も、法人営業を待っているだけでなく、自分から情報収集をし、根性を決め、廉価かつ高品質のサービス・システムの構築に突入する時代だと思う。

ネットワーク費用? ああ、1拠点あたり、数千円ですよ。という世界だ。

さあ、ITリノベーションをやっていくぞ。