2012年7月1日日曜日

ワインは、SUNRISEが一番旨い?

東急ストアにSUNRISEというワインがある。これは、チリワインで、だいたい、価格が1000円くらい。
詳しくはここ。←メルシャンのサイト。

私は、昔から、ワインの味(旨いと思うかどうか)は、価格と比例しないと思っている。それは、フランス料理店で働いており、さんざん、ワインを飲んでの結果としての感想である。

高いワインの味はある。だから、ちょいと、ワイン通の人であれば、高いワインと安いワインの違いはわかると思う。
しかし、好みは別にあるというものだ。私は、白は、ロワールが好き(ブルゴーニュじゃなくて)、赤はボジョレービラージュが好き(ボルドーじゃなくて)なのだ。
また、当然ながら、プロダクト製品がそうであるように、ワインも発展途上国で生産されるワインは原価構造として安い。

私の一番のオススメのテーブルワインは、このSUNRISEだ。赤、白とも旨い。

で、最近、スパークリングがでた。これも1000円程度。是非、オススメです。1000円程度のスパークリングワインは、「甘い」か「なんか変な味がする」のが多い。しかし、これは、モエシャンドンなど通常のシャンパンに近い味になっている(まあ、そういう味付けにしてあるのだろう)

注1:当然、シャンパーニュ地方じゃないので、シャンパンではありません。
注2:炭酸は自然炭酸ではありません。

因みに、ワインで乾杯する時に、お互いグラスと当てるかどうか、のマナーは知っていますか?
どの本にも、「ワインで乾杯する時は、グラスをあてて音をたててはいけない」と書いてある。
しかし、最近、ソムリエの人から聞いた話しでは、ソムリエ仲間では、結構、グラスを当てるというのだ。
理由は、
・だって、楽しいじゃないか
・あの音は、ベルの音ににていて、悪魔をはらうという意味がある。
ということだった。
じゃあ、何故、マナー本にそう書いてあるかというと
・そもそも、高貴な人は、狭いテーブルで食べないので、乾杯の時にグラスをあてる(ならす)ことが、物理的に不可能であった。
ということだ。そして、世の中のマナー本は、それを例にして、「高貴な人は、グラスをあてない」ということで出版してしまった。

まあ、こういう、なんでやねん、という話しは、そこらじゅうにありますな。

さあ、酒を飲むときは、何しろ、楽しくやりましょうよ!