2011年11月30日水曜日

米国の小売業のレジでは、クレジットカードのスワイプは、セルフサービスが当たり前なんだな。

L.A.に行って来ました。
私の見る限り、多くの小売業のレジでは、クレジットカードは自分でスワイプし、電子サインするのが多いです。
←トイザらスの端末



←ターゲットの端末






←RITE AIDの端末
それも、なんと、NFC対応しているじゃあーりませんか!





←因みに、タクシーも後部座席にクレジットカードの端末が設置されている。





←ちょいと、関係ないけど、ジンボリーのレジ。まあ、ホント、ハンズの新レジは、「Beautiful!!」なレジを開発しようと思う。
やはり、アップルストアを超えるレジを造らなければならない。アップルストアを超えるものを。

二子玉の蕎麦屋のレシートに「割勘の場合の金額」が印字されていた。これ便利だね。

レシートの左下に、割勘の金額が印字されているんですよ。
単純な仕組みで、レジ精算の時、レストラン側で、客数を入力するのでそれで割ってあるだけ。
単純だけど、居酒屋とか全てのレシートに印字してほしいな。(もう、なっているのが常識なのかも知れんけど)

こういう、単純で、お客さんが喜ぶ工夫をしたいな。

2011年11月18日金曜日

上海出張で、先方と12時間ぶっ通しで、話し込んだ。不思議とそれだけ話すと、お互いがよくわかる。

上海出張にて、某取引先と打合せ。オペレーション確認などの打合せは、午前中で完了。
午後は、ずっーと、雑談というか、情報交換というか、話し込んだ。気がつくと、5時になってたので、じゃあ、夕飯でも、といって、また、話し込む。

これくらい、話し込むと、お互いの人間性や、仕事のやり方、ニュアンス、信頼、得意技など色々とお互いが理解しあえる。

そうすると、今後の仕事が、すーーーとすすむから不思議だ。

初めてお付き合いする取引先とのキーパーソンは、こういうスタイル(合宿のような)でトコトン話しあうのは、最高によい結果をもたらすことを再確認。

2011年11月15日火曜日

2014年のWindowsXPの保守切れのタイミングでは、全て、グーグルの基盤でオフィス(エクセル等)を稼働させ、ADやファイルサーバを廃止するぞ

私は、1990年後半は、ブラウザのホームページをマイクロソフトにしているほど、マイクロソフトが好きだった。(今でも好きだが)WindowsUPDATEは、毎日しているし、ニュースリリースもチェックしていた。

他の人と同じく、私がマイクロソフト製品から離れていったのは
・PCをリッチにする方向をとった(Vistaなど)
・IEが、ファイヤーフォックスなどよりも劣る(標準技術でない)
・オフィスの機能追加しすぎ(もっと、軽くしてほしい)

などなどだ。しかし、他に選択肢がなく、マイクロソフトをウインドウズPCを使うしかなかった。

しかし、今、オフィスは、グーグルが仕掛けてくれている。

・MSオフィスは、グーグルドックスに
・ファイルサーバは、グーグルストレージに(あるいは、ファイルサーバというのは、もういらないのかもしれない。)
・当然、アクティブディレクトリの管理は不要に

もう、PCのOSというのは、重要な課題ではない。なんでも、よいのだ。標準的なブラウザが動くデバイスであれば、スマフォでもタブレットでもPCでもMacでもなんでもよいのだ。

そういう時代は、もう、すぐ。そう、2014年までに決着をつける。

予実管理の管理単位は、できるだけ詳細に管理したほうが良いのか? いや、そうでもないぞ。

予算と実績の管理ですが、月別、四半期別、半期別、年とあり、通常、どの企業でも、全ての計算していると思います。

しかし、実際、この中で、どこに重きを置いているか、で話しが変わってきます。

1 月別にガチガチに決算(予実対比、評価など)をしている。
2 半期別にガチガチに決算(予実対比、評価など)をしている。

この2つの企業で、どういう違いがでてくるのでしょうか。コンサルタントの方は、「管理メッシュは小さいほうが良い。しかし、小さすぎて、管理コストが増大するのであれば、小さすぎないほうが良い」という定石があります。これは、正解ではあるものの、一つ、足りないものがあります。

月別管理の場合、「クリスマスに勝負を賭ける」というようなことができません。
半期管理の場合はある程度できます。
クリスマスに勝負をかける、というのは、「他の月の費用をクリスマスにまわして、そこで売上を稼ぐ」という方法です。しかし、月別管理が厳しいと、他の月の予算を12月にまわす、ということができないのです。(いや、かりにやると、12月は、評価は良いとなっても、他の月は、評価はボロボロになるのです。総じて、ダメな評価になるため、やらないのです)

なので、管理するだけの人からすると、管理メッシュは詳細な単位のほうが、良いように思えるかもしれませんが、商売を考えると、そうでもないということです。

これは、法人営業の会社でも同じです。例えば、システム営業だとして、売り物は、100万から数億の商品があるとします。営業成績の管理を短くすると、小さい案件ばかり、追いかけます。だれも、デカイ案件(あしの長い案件)を追わないようになります。

私、企業のお金の使い方を実感し、非常に、奥が深く、オモシロく、企業は生き物というがホントそうだなと実感します。

・人件費と外注委託費は、どういう考えで、バランシングするのか
・500万の人を2人雇うのと、1000万の人を1人雇うのは、どういう違いがあるか
・販売費と値下げ予算は、別の費目であるが(売価還元法の場合、値下げは粗利に効いてくるのであり販管費にはでてこない)、どうバランスさせるか
・教育研修費のROIは、どのような考え方でやるのか
・創出された利益は、どこに再投資するのが、一番よいのか。短期的には?長期的には?

非常にオモシロイ分野だと思います。この分野にかけては、プロフェショナルになりたいなぁ。


良品計画の奥谷氏は、なかなかオモロイ男であり、男として負けないようにがんばらねばならない

良品計画のweb事業部長の奥谷氏と関心空間の宮田氏、D4DRの藤元氏、村山らむね氏らと飲み。

良品計画は、ハンズと同様、店舗を主軸とした小売業である。その中での、奥谷氏の活躍ぶりがオモシロイ。

小売業では、ネットと店舗という話題に関しては、共通課題である。それは、相互送客の促進だ。奥谷氏は、組織を動かし、自分の業務分掌でない領域まで踏みこんで、実施している。尊敬だ。

そんな、なか、小売業(他の業態も一致するところはあると思うけど)の運営の中で、根本的な課題の議論があったので、ここに紹介する。

・商品を仕入れ、売り切るまでのプロセス(費用)の全体最適なコントロールをできている企業はない(非常に少ない)
ということである。

例えば、商品を仕入れてから売り切る(在庫を0にする)ためには、色々な施策がある。
・チラシをうつ
・4マス広告
・値段を下げる
・エンド陳列する
・アプローチ接客をする
・POPをつける
・店舗間移動する
・返品する(売上にはならないけど)
・ポイント施策をうつ
などなど

まあ、色々とある。通常、上記の施策の責任部署は、一つではない。別々の部署になっているのが通常である。商品部、販促部、在庫コントロール部、店舗など、色々だ。そして、それぞれの部署が、それぞれ予算編成をする。一度、予算編成確定されたものは、期中に部門間で修正するのは、難しい。

商品1つあたりの販管費の使われ方
とか
顧客1人の1回の購買にかかる販管費の使われ方
とか
そういうのを考え、結果、売り切るために、全体のMDプロセスの中での「期中」に、部署間を超えた費用の配分をコントロールを自由自在にやりたいね!
ってな、話しをしていたというわけです。

メーカーも同様、新製品の開発費、生産コスト、営業コストなどなど、同様に難しい現場があろうかと思います。はい。


2011年11月14日月曜日

数ヶ月前、組織の運営方法を文鎮型からチーム型に変えた。今のところ、うまく、いっている。

数カ月前までのIT課は、文鎮型の組織として運営していた。
文鎮型というのは、リーダーが1人いて、あとは、メンバーという2段階組織のことである。リーダーは私であとは、メンバーということだ。

メリットは
・意思決定速度がはやく、リーダーのキャパシティー超えない限りは、素晴らしいパフォーマンスを発揮するところ。
しかし、
・メンバーの能力の総和がリーダーの能力を凌ぐようになると、パフォーマンスにもロスがでるし、メンバーのモチベーションが上がらない(下がる)
ということがある。

数ヶ月前から、3,4人のチーム編成にして、3人のリーダーを決めた。

これが、なかなか、うまくいっている。

チーム制に変更した理由は、色々ある。ざっと書くと
・文鎮型の時は、メンバー、1人1人は別のことをしているので、メンバー同士で相談などをすることがなく、会話がない。つまり、楽しそうに仕事をしていない。
・基幹システムに関しても、自社開発をするためには、文鎮型のときのように1人につき1領域でやっているのではなく、バックアップの人員も必要になった。
・自立型組織への飛躍としては、リーダーからだけではなく、メンバーの発案を採用していったほうがよい。


うん、いや、理屈は色あるけど、やはり、
「メンバー同士が、話し合い、切磋琢磨しあい、時には、笑い話をし、楽しそうに仕事をする」
というコトが欠けていた。
ということに、つきるかな。

ハイパフォーマンス集団でありながら、楽しく、仕事ができる職場であるように、もっと、もっと、改善していこう。

2011年11月8日火曜日

ザッポスのような経営をしているSI企業を見つけた

全ての企業が、本当は、そういうオペレーションをしたいけど、実際は、できていないコトの一つに。

・無償のアフターサービスに力をいれて(コストをかけて)、リピーターや口コミ効果にて、次の営業を獲得する。

というものだあります。
例えば、わかりやすいところでは、住宅販売や車の販売などがあります。住宅、車は、買った(売った)あと、車なら、数年、住宅ならもしかしたら、一生、次の営業の機会がありません。
だから、効率よく、営業数値をあげるには、売った客は、すっぱりと相手をせずに、新規開拓に時間をさく。というものがあります。

人間、どうしても、今期の売上をとりたい、と思うと、新規開拓にハシリます。アフターサービスが次の客を呼ぶだろうというような”賭け”には、でずに、新規営業をしたほうが良いと思うからです。

ここで、一つ、大きな間違いに気づきました。多くの成功体験、失敗体験を聞いていると、

・アフターケアをしっかりやったら、次の客を紹介してくれる、だろうから、アフターケアをしっかりやろう。
と思って、実施している人は、実際には、次の客は紹介されません。

・本当にお客さんに喜んでもらいたく、それが結果としてアフターケアになっている営業だけが、次の客を紹介される。

という事実を、いろんな他社さんの成功体験、失敗体験を聞くと、どうもそのようなのです。不思議なことに。

いや、100%聖人のような人はいないにしても、99%は、そういう志の人が成功しているというサイクルにはいっていると思います。

最近、沖縄に出張にいったときに、とあるSI企業の経営者に会いました。

一言でいうと、ザッポス経営をSI企業としてやっているような会社(人)と思いました。システムの営業も、住宅、車の営業と似たところがあります。基幹システムの入替をしたら、もう5年から10年は、次の営業機会はありません。しかし、彼の話しを聞いていると、導入してから、だいたい1年半はいっしょに改善していかないと、システムはうまく活用されないんです。
という言葉を本気で言っていて、それは、無償でやっている。というのです。彼の会社は、営業をしたことがなく、一度ついた客は、離れなく、また、客が客を紹介してくれるという素晴らしいサイクルになっています。彼は、「素直に」目の前のお客さんが成功することに一生懸命サポートする。ということだけに集中しているというわけです。

私もそういう生き方、ビジネスの仕方に集中していきたいです。もっと、もっと、顧客の成功に集中していかないとイケないな。と反省しているところです。