2011年7月1日金曜日

3.11以降、消費者心理に変化があったと思うのは、私だけではないはず

昨日、UAの方と話していて、2人の意見(仮説)が一致した。

3.11で、東京エリアの消費心理の潜在部分の「不景気→買わない」という部分が、リセットされたのではないか。
ということだ。

・東京電力エリアで計画停電の地域は、あの急な東電の発表にもかかわらず、企業として対応しようとみんな動いた。
・あれが、”計画的に”発表されていたら、企業からは、「対応できない」という文書が相当数提出されていただろう。しかし、当時は、そんなことを言っている場合ではなく、「何しろ、対応していこう」としか考えてなかった。それくらい緊急事態として心を集中させた。
・消費者も相当な心理的ショックをうけ、それで、”リセット”心理が働いているのではないだろうか。
・今まで、のんびりと、「不景気だねー」と言っていたんだけど、深層心理の部分で、「今、できることをやろう」という心理に移行しているのではないかと思うのだ。

・「今、できることをやろう」という考えに集中した結果、「不景気だから、消費活動をしない」という消費者行動がくずれているのではないか、と。

それが、消費活動に反映されているのではないか、と考えている。

みんな、「今を生きる」という心理に移行していると思う。