2011年3月26日土曜日

自分は、60才くらいになっても、果敢に攻めているだろうか。

ローソンの新浪社長曰く、「定年間近で、社長になると、どうしても、自分の任期は、右肩下がりにならないように安定させようとする。だから、社長ってのは、30代くらいでも良いと思っている」という言葉がある。

確かに、どの企業でも、部長くらいまでは、果敢に攻めていても、役員になろうとすることから、コロっとかわり、調和を重視し、ヘタを打たない行動になる。それが、役員への道であるし、役員を続けるコツであるからだ。

私も色々な企業の経営陣をみてきたが、オーナー社長は、当然、ガンガン攻めているが、サラリーマン社長で、ガンガン攻めている(ベンチャーとかは別にして)というのは、見たことがない。

私は、東急ハンズに転職して、約3年になる。
今の中島社長に学んだことはいくつもある。

多くの経営陣は、「ベキ論」は論じる。しかし、実際の決裁事項になると腰が引けてしまう人がおおい。自分のリスクで、やろう、とする人は、実は少ない。安定的な経営しかできない人がおおいと思う。

しかし、中島社長は、違う。果敢に過去の成功体験をぶっこわし、新たな創造をしようとする。今、会社として何が必要なのかを判断し、それを果敢に実行する。変わらなければ駄目だ。変わらない仕事をするというのは、実際は、後退しているのと同じだ。と。

私は、大変お世話になった。
それは、
「私が、3年前に転職してきて以来、改革をしやすい環境をつくっていただいた」の一言に尽きる。部店長会議なんかでも、非常に、微妙な素晴らしいバランスで私の改革案の後押しする発言をしてもらえる。

昨日、中島社長から、
「変わらなければ、駄目だ。そして、部門長というものは、部下に方向性を示し、そして部下が働きやすい環境をつくるのが仕事だ」とお話いただいた。

自分は、できているだろうか。まだまだ、足りないところがあると思う。まだ、頑張ろうと思う。