2011年3月8日火曜日

システムの投資金額のトリック

IT費用に関して、トリックがある。

何に対してもそうだ。何の投資に対しても同じことが言えるんだけど。

例えば、投資の稟議書がまわってきたとしよう。人というのは、
1 自分の得意分野であれば、いろいろとツッコミをいれる。内容にも、投資金額にも。
2 自分がわからないことは、一応の質問をするが相場観などがないため、承認をしてしまう。

ということである。
IT費用に関しても、わかりにくことのほうが、稟議上は通りやすい。上記と同じ作用が働くからだ。
分かりにくく、専門用語満載で記載したほうが通りやすいというのは、おかしな話だ。(因みに、当社のことではないよ。私は、ムズカシイことはわからんので)

そういう意味で、「基幹システム」と名前をつくと高価なものになっていまう。
基幹システムのストレージは、いくらか?
なんで、家電量販店に売っているハードディスクと1000倍くらい値段が違うのかなーとフツーの人なら思うでしょう。
そう、家電量販では、数万円のハードディスクでも、基幹系のシステムのハードディスクは、数千万(本当のハイエンドのものは、当然億単位です)するのだ。
マーチとフェラーリだって、そんな価格差ないぜ。

もっとよい開発方針があるのではないでしょうか。
フェラーリ買って、うっとりする人はいても
ハイエンドストレージを買って、うっとりする人はいませんぜ。
安くて壊れないのがいい。
あと、

「壊れたときに、修理ができる技術者が多い機器がよい」ね