2010年4月13日火曜日

友人の新書、残念な人の思考法

友人に山崎という男がいる。前職の同期である。その友人の新著が「残念な人の思考法」という本だ。

特に、共感するところを紹介したいと思う。
彼の言葉では、「仕事は、塗り絵である。」という言葉がある。
私の言葉の表現方法は
・仕事は、「積み上げ」ではない、「完成から引き算をして、それを足していくだけだ」
とか
・「まず、完成図が見えているのか? 見えている場合は、完成図までのプロセスを分割して、一つ一つ、こなしていくだけだ」「完成図が見えていない場合は、、完成図が見えるまで、無駄な投資はするな」
・「仕事は、詰将棋と同じである。まずは、相手が投了するまで、思考を進めよ。投了が見えないのに、駒を進めるな。投了の瞬間が見えたら、作業に入れ」

まあ、言い方は、いろいろとあるが、要するに、1つの仕事のゴールが明確にイメージできているのか? ということである。ゴールが見えていないのに、会議(アイデアジェネレーションは別)などをしても、時間の無駄ということなのである。

ゴールイメージできていると、何しろ、途中の作業プロセスの間は、即決で物事をすすめられる。最後が見えているのだから、あとは、ゴールに寄せていくだけなのだ。


それを、彼は、塗り絵を例えている。塗り絵は、塗る場所は見えている。それを塗っていくだけだ。ホワイトスペースを埋めていくだけなのだ。
また、彼は、塗り絵の表現として、「どの部分を、いつ、何色で塗るのか、という仕事のスケジューリング・バランシングやポートフォリオ的発想にも使っている」

まあ、同期で一番、ビジネスマンとして成功している一人なんだと思う。