2009年10月31日土曜日

他社の経営者と会談

経営者、あるいは、経営者に近いポジションで働いている方々10数人とディスカッション。
みなさん、転職されて1年くらいたった方だ。
いろいろと勉強になったが、やはり、業界は違えど、改革のやり方はにている。

業務改革とは、「今までにない斬新な業務に変革すること」ではない。←たぶん、こう思っている頭でっかちの人は多いと思う。

業務改革とは、素人が考えて、おかしいなーと思っているところを、直す。だけで、相当な改革ができるのだ。それほど、自己否定というのは、難しく、組織は硬直化しているのだ。

勝間氏も講演で言っていた。
・経験のある人は、「経験のある部分・領域に関しては、もの凄く反射がはやい」。過去の自分の経験からくるアドバイスをガンガンできる。素晴らしい。
しかし、
過去の自分の経験とは違う話になると、それを考えるどころか、ノイズとしか受け取れず、検討もしない。「そんなの無理」で終了なのである。

私は、その本人が悪いのではないと思う。95%以上の人間は、こういう反応になる。

転職された経営者もこう言っていた
「今考えると、その業界に詳しくないから断行できたこともある。知らないふりをして、断行したこともある」これで、利益は相当回復したとのことだ。

昨日のやり方を捨てるのは、簡単ではない。