2009年10月6日火曜日

ガイアの夜明け

でも、住宅ローンの返済ができないって話題。
住宅ローンに関しては、みんな、よく考えずに借りているような気がする。
みんなが言うには、「銀行が貸してくれたってことは、かえせるってことでしょ」という論法だ。
私自身も、少し、そういう気がしている。
しかし、これは、大間違いなのである。
銀行は、我々が払えなくなった時に差し押さえ、転売などした時の価格と貸してくれるローンの価格の妥当性をみているのであり、我々の返済能力などは、予測不可能なのである。
だって、銀行のローン担当者に我々が、出世するのか、リストラにあうのかわかるわけがないからだ。

私自身は、自宅を購入するときに気をつけたのは、、もちろん、家族の要望が一番なのであるが、
・中古物件を買う(上物価値は下がっているため。私は、車も中古派だ)
・購入した時の価格−売却した時の想定価格 が最小になりそうな物件
である。
最終的にその物件を売却するかどうかは、わからないが、何しろ、返済ができなくなった時は売却するしかないわけで、そうなると自分の持ち出し分というのは、購入した時の価格から売却した時の価格を差っ引いた価格となるわけだ。

だからよく、住宅を購入するときに「予算」って話をするが、私からすると、彼らがいう予算は、銀行が貸してくれる価格(頭金なども考慮し)だけの話だと思うのだ。

例え、
2000万の物件でも、10年後に500万になっているのと
4000万の物件でも、10年後に3000万になっているのでは、
4000万の物件を買ったほうが良いのだ。

予算に応じて物件を買うだけでは、いけないと思うのである。

これは、マンション探しをしている時にも思った。現在は不動産は下がっているのであるが、一部、あがっている地域がある。

それは、みなとみらい地区だ。

5000万で新規購入した物件が、5年経過後ていどで、6000万くらいになっているのだ。

相場とは面白いものだ。でも、住宅のような生活の基盤になるものは、相場に関係のない世界で購入したいものだと思う。